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アラカルト

七輪の話

切り出し七輪は、すごい!

一口で七輪・こんろといっても練物や金属製などあるが、石川県珠洲市の切り出し七輪は、とくにすごい。
見た目の美しさは、使うのがもったいないぐらい。おまけに機能性、経済性にすぐれ、まさに、才色兼備といったところ。その秘密は、珪藻(けいそう)土。能登の地下に無尽蔵に眠るといわれる珪藻土は、1200万年まえに植物性プランクトンである珪藻の死骸が堆積して出来たものである。
珪藻土岩を切り出し、成形、薪窯で焼いた切り出し七輪は、多孔質であるが故、思いのほか軽く、断熱性にいたっては、火のついた備長炭(1000℃)が内部にあっても外部(金属部分は、省く)は、手で触れるぐらいである、と同時に多量の遠赤外線をも出す。
少量の炭が効率よく使え、地鶏がさらに美味しく焼きあがる、切り出し七輪は、唯一無比の逸品といえます。
今回、いつもお世話になっている切り出し七輪の第一人者である、脇田又司さんの(有)丸和工業をたずね、実際の作業を見てきましたのでご紹介いたします。

珪藻土切り出し坑道入り口にて
脇田社長とハイ、ポーズ・・・

軍艦島

地下まで続く薄暗い坑道
外気より10度は、低く、ゾクッ・・(平均気温15℃前後)

角型七輪用珪藻土岩の切り出し
一人で、もくもくと熟練者がまさに手作業・・・

角型七輪用珪藻土岩の切り出し
静寂の中、ゆっくり、しかも確実に切り出されて行く。

丸型七輪用珪藻土岩切出し
ていねいに、ていねいに、一つづつ切出されます。

正角七輪
ジャンボあさがお

成形作業の模様です。切出された珪藻土岩に七輪としての命を吹き込んでゆきます。

おわりに

㈲丸和工業店舗前にて社長御夫妻と・・・

切り出し七輪のすばらしさなるものに、いままで実際に使ってみて感動し、そして、その興奮をお客様に、最高峰の七輪としてのみ、お伝えしておりました。
しかし、私は今回、脇田社長にお会いし、一連の作業を拝見して、まさに、目から鱗、あるいは、それ以上の感動を得ました。何人もの人を介して、珪藻土岩が姿を変えていく、それぞれの作業一つ一つが、「入魂」であり、そうして生まれた七輪一つ一つに皆の「想い」が在るということに・・・
金銭の価値に変える事の出来ない「切り出し七輪」は、大いに使うことでその価値が生まれますし、皆の「想い」も報われます。
「切り出し七輪」のすばらしさを、これからも益々広めていきたいと思います。

おことわり
上記写真は、2004年5月、私が能登に訪れた時の写真です。
脇田又司社長が亡くなられた今は、奥様が社長となって能登の切り出し七輪を守っておられます。

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